パルケ、リセットする旅に出る 5 子育てから見る比較文化論?
題を見て、リセットする旅に出たのか、勉強する旅に出たのか微妙なんですが。
今回ステイした先は先日も書いたとおり夏までNYで暮らしていました。
なので私の同僚もNYで2人とも妊娠・出産しており、子供が産まれてから初めて日本に帰ってきたのです。
なので親子共々日本とNYの子育ての環境にびっくりしたらしく、いかに日本とNYが違うのか語ってくれました。
★妊娠中、街を普通に歩いていても道行く人(しかも学生ぐらいの女の子とか)が「beautiful~!!」と声をかけ、当然普通に荷物を運んでくれたり席を譲ってくれる。
・・・子供を授かっているということがとても素晴らしいと思っているから出てくる言葉なのかな?
★子供をつれて歩けば、それこそ老若男女どなたにも声をかけられ、「かわいい子達ね~」と感嘆されるそう。なので日本に帰ってきて思ったのは「日本ってなんて子連れに冷たい国だ」らしい。
(なので逆に駐在していた家族や駐在員は日本に帰るときにはNYの感覚でやたら声をかけてはいけないと注意されるらしい)
★ベビーシッターを気軽に利用できる。病気とか仕事以外にも例えば、夫婦で食事とかお買い物とかそんな些細なことでも利用しているし、利用することにとがめる人は誰一人としていない。
だから実家がなくてもなんとか子育てが出来たと言っておりました。
★夫の子育ての関わり方の温度差。向こうでは出産の立会いはもちろんのこと、検診も「夫婦」で行くのが日常。「仕事で来れない」は言い訳にならないだそうだ。
たいがいお休みの公園のお散歩は父親の役目らしく、たまに旦那さんが出張で連れて行けないときに行くと見渡す限りパパと子供だらけで形見が狭い・・・。
ちなみに日本だと父親と赤ちゃんは別で寝ますが、アメリカでは一緒に寝るのが当たり前。これも仕事だから疲れているは理由にならないとのこと。
・・・私の友人の旦那さんがアメリカ人で、何かの話のきっかけで「日本の父親は自分の子供がどうなってもいいわけ?」と質問され答えに困ったことがあったのを思い出しました。
ちなみにこちらの旦那さんは元々子供が好きというのもあって、帰ってきたら普通に育児しています。お風呂に入れ、ご飯を食べさせ、おむつを替え、遊びの相手をし(同化しているという説もあるけど)、それが「当たり前」にやっている。それに驚きました。
ここのおうちは旦那さんが朝遅い出勤なので必ず朝ご飯は一緒に食べます。朝ご飯の準備している間も子供の世話を普通にしていました。
ちなみにこちらの母(同僚)、朝から土鍋でご飯を炊いてお味噌汁を作り、別に下の子の離乳食も作っていました。(しかもアトピーのために缶詰や出来合いのものはいっさい使っていない・・・)これには脱帽でした。
みんなで「いただきます」と挨拶してたわいもない話をしながらゆっくりと食べる時間はすごく贅沢な時間ですよね。
・・・という感じなので上の娘は本当にパパが大好きでいつもパパがいるとパパと一緒なんです。お風呂もパパと入るを待っているし、隣で一緒に寝るし、朝も隣に座ってご飯を食べています。
(NYのときは帰りが早かったので夜も一緒だったらしい・・・)
だから子供との会話も多いので当然夫婦の会話も多い。だから家族みんな本当に仲がよくて、一緒にいても居心地がいいかな~。
ある朝1日だけ仕事の都合で朝早く出かけなければならず、子供が起きたときはパパがいない・・・。当然ご機嫌ナナメなお嬢ちゃま。
母:「ご飯だよ~」
娘:「ん~、いいっ(ぷいっ)」
私:「そんなにすねなくてもいいじゃん○○(私)いるし、夜はパパとみんなでおでかけでご飯だよ~」
娘:「・・・ヤダッ」
母・私「・・・」
うーんここまで来ると、本当にパパがいいんだなって納得させられましたが。ここの父娘にもいわゆる「パパとお風呂に入るのはイヤッ」という日が来るのでしょうか。楽しみです(笑)
まあ日本とアメリカは全然文化が違うし、一概にこれをどこの家庭でも取り入れるのは難しいとは思うのだけど、「気は心」というのかな、「子育ては母親だけがするのじゃない、社会がするのだ」って少しでも意識を変えられたら今起きている育児ノイローゼとか、虐待とか、あとは子供を産むのを躊躇している女性とか減るんじゃないのかな・・・と思ったりもして。
あ、ちなみにパルケの場合はまだ子供を産む以前に結婚していないので悪しからず・・・。
今回ステイした先は先日も書いたとおり夏までNYで暮らしていました。
なので私の同僚もNYで2人とも妊娠・出産しており、子供が産まれてから初めて日本に帰ってきたのです。
なので親子共々日本とNYの子育ての環境にびっくりしたらしく、いかに日本とNYが違うのか語ってくれました。
★妊娠中、街を普通に歩いていても道行く人(しかも学生ぐらいの女の子とか)が「beautiful~!!」と声をかけ、当然普通に荷物を運んでくれたり席を譲ってくれる。
・・・子供を授かっているということがとても素晴らしいと思っているから出てくる言葉なのかな?
★子供をつれて歩けば、それこそ老若男女どなたにも声をかけられ、「かわいい子達ね~」と感嘆されるそう。なので日本に帰ってきて思ったのは「日本ってなんて子連れに冷たい国だ」らしい。
(なので逆に駐在していた家族や駐在員は日本に帰るときにはNYの感覚でやたら声をかけてはいけないと注意されるらしい)
★ベビーシッターを気軽に利用できる。病気とか仕事以外にも例えば、夫婦で食事とかお買い物とかそんな些細なことでも利用しているし、利用することにとがめる人は誰一人としていない。
だから実家がなくてもなんとか子育てが出来たと言っておりました。
★夫の子育ての関わり方の温度差。向こうでは出産の立会いはもちろんのこと、検診も「夫婦」で行くのが日常。「仕事で来れない」は言い訳にならないだそうだ。
たいがいお休みの公園のお散歩は父親の役目らしく、たまに旦那さんが出張で連れて行けないときに行くと見渡す限りパパと子供だらけで形見が狭い・・・。
ちなみに日本だと父親と赤ちゃんは別で寝ますが、アメリカでは一緒に寝るのが当たり前。これも仕事だから疲れているは理由にならないとのこと。
・・・私の友人の旦那さんがアメリカ人で、何かの話のきっかけで「日本の父親は自分の子供がどうなってもいいわけ?」と質問され答えに困ったことがあったのを思い出しました。
ちなみにこちらの旦那さんは元々子供が好きというのもあって、帰ってきたら普通に育児しています。お風呂に入れ、ご飯を食べさせ、おむつを替え、遊びの相手をし
ここのおうちは旦那さんが朝遅い出勤なので必ず朝ご飯は一緒に食べます。朝ご飯の準備している間も子供の世話を普通にしていました。
ちなみにこちらの母(同僚)、朝から土鍋でご飯を炊いてお味噌汁を作り、別に下の子の離乳食も作っていました。(しかもアトピーのために缶詰や出来合いのものはいっさい使っていない・・・)これには脱帽でした。
みんなで「いただきます」と挨拶してたわいもない話をしながらゆっくりと食べる時間はすごく贅沢な時間ですよね。
・・・という感じなので上の娘は本当にパパが大好きでいつもパパがいるとパパと一緒なんです。お風呂もパパと入るを待っているし、隣で一緒に寝るし、朝も隣に座ってご飯を食べています。
(NYのときは帰りが早かったので夜も一緒だったらしい・・・)
だから子供との会話も多いので当然夫婦の会話も多い。だから家族みんな本当に仲がよくて、一緒にいても居心地がいいかな~。
ある朝1日だけ仕事の都合で朝早く出かけなければならず、子供が起きたときはパパがいない・・・。当然ご機嫌ナナメなお嬢ちゃま。
母:「ご飯だよ~」
娘:「ん~、いいっ(ぷいっ)」
私:「そんなにすねなくてもいいじゃん○○(私)いるし、夜はパパとみんなでおでかけでご飯だよ~」
娘:「・・・ヤダッ」
母・私「・・・」
うーんここまで来ると、本当にパパがいいんだなって納得させられましたが。ここの父娘にもいわゆる「パパとお風呂に入るのはイヤッ」という日が来るのでしょうか。楽しみです(笑)
まあ日本とアメリカは全然文化が違うし、一概にこれをどこの家庭でも取り入れるのは難しいとは思うのだけど、「気は心」というのかな、「子育ては母親だけがするのじゃない、社会がするのだ」って少しでも意識を変えられたら今起きている育児ノイローゼとか、虐待とか、あとは子供を産むのを躊躇している女性とか減るんじゃないのかな・・・と思ったりもして。
by parquet0628
| 2005-12-07 20:25
| 雑記(つれづれ日記)
フードプロデューサー&家庭菓子研究家が語る、美味しいもの・伝えたいものと新事業についてあれこれ
by parquet0628
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パルケ(山田由加子)
フードプロデューサー&家庭菓子研究家。
12年間岐阜・東京にて製菓・料理教室運営を経て、現在フリーランスでフードプロデュースと事業展開準備中。。
美味しいもの情報や「食」を通しての気づきを中心に発信しつつ、新事業情報も更新中。
文章・画像等全ての
無断引用・無断転載
を禁止いたします
©2004-2017 Yukako Yamada All rights reserved
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