ラベルレッスンの後、せっかく埼玉に来たのだからこのお店に行くべきよね～と向かったは浦和。電車を２回乗り継ぎ、さらに駅からタクシー。・・・だって浦和道がわかりにくすぎなのよっ。

　こんなラブリーなお菓子がスペシャリテのお菓子屋さんです。



　「アカシエ」はまだオープンして１年ぐらいのニューフェイス。最近首都圏のケーキ屋さん特集には必ずお目見えするお店です。決して便利な場所ではないのですが、埼玉・首都圏はもとより関西圏の方にもファンの多いお店。いろんなブログでこちらの話題が出るたび、いつか行ってみたいわ～と思っていたお店です。

　オレンジと白を基調としたこじんまりとしたお店には美味しそうなお菓子がずらずらっと。いやーんどれにしましょう・・・と嬉しい悲鳴をあげつつ、焼き菓子を一通りゲットし、ショーケースへ。あらかじめ取りおきをお願いしておいたものに加え追加を少々。気がつくと都内からの交通費込みで諭吉さんが１枚飛んでいっていました。・・・久々に１つのお店で大人買いしましたわ、私。オホホ。

　ＴＯＰの写真はこちらのスペシャリテの「アントワネット」。いわゆるサントノーレのアレンジでバラの香り付けされたクリームとベリーがたくさん。土台のフィユタージュもシューもしっかりと焼きこまれているのでクリームで湿気ることなくサクサクのまま。クリームも軽いので食べやすいです。・・・が、このお菓子見た目の可愛らしさとは裏腹にかなり大きいので２人で１つでいいかも。


　このお店のタルトは絶対行くべしよね～とブルダルー（洋梨のタルト）を。これがかなり私好み！シュクレ生地にフランジパーヌが敷きこんであって、その上はラ・フランスのコンポート。フランジパーヌで作ったブルダルーもいいわ～♪と思いつつ。
　チョコのお菓子はパレ・オール。中にバニラのクリームが入った濃厚なチョコレートムース。一口いただくとチョコレートの風味ががつんときます。


　プチガトーとは違うのですが、このお菓子が好きだし評判がよかったのでお願いしました。トロペ・ジェンヌと呼ばれる郷土菓子。丸く焼いたブリオッシュにクレームパティシエールを挟んでいます。私がよくリピするトランブルーのはクリームがディプロマットですが、こちらのはムスリーヌ！だからどっしり・しっかり濃厚なヴィエノワーズ。ムスリーヌにあわせてブリオッシュもしっかりとしたコを作らないとバランスが崩れます。作る側も食べる側もパワーのいるお菓子。もう少し涼しくなってからいただくとより美味しさがわかるお菓子かな・・・という気がします。

　久々にガツンとしたフランス菓子をいただいたかもしれません。うーん、食べる側にパワーがいるというか主張がはっきりしているというか。それでいて繊細さも兼ね備えていて大味にならない仕上がりのケーキ。あれだけポーションが大きいと結構大味になりがちなのですが、そうでなかったのはよかったかも。本当はもっといろいろと試してみたかったのですが、なんせポーションが大きかったので何種類も手が出せず。次回は道連れを作らないと・・・と思った私です。

　マカロンも駄菓子のように大きくてびっくり。でもでも、このマカロン本当に美味しくて！写真を撮る間もなく胃に納めてしまったのは残念なんですが、でもマカロンなら取り寄せ可能だと思うので、また取り寄せしてでも食べたいマカロンでした。

　買い込んだ焼き菓子はまた徐々にいただいてレポをＵＰしますね～。見た目かなり私好みだったので、どれから食べようか楽しみ♪

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