先日衝撃を受けたブノワに再び行ってきました。

　今度はいささか趣向がちがいますが。



　お見送りの際にお店の方から「料理教室もやっていますよ」というお話を聞き、早速残席を調べてもらったところ運良く１席空いていたところに滑り込めることに。

　ブノワをプロデュースするアラン・デュカスはパリにも料理教室を持っているし今月のエル・ア・ターブル（フランス版）にも載っていましたし。、日本でも辻と組んでプロ向けのスクールを運営していることも知っていたので、料理も美味しかったし、教える側のノウハウもあるだろうから絶対受けてみたいと思っていたのですごく楽しみ♪

　レッスンは９：３０集合。レストランの厨房に入れていただいてのデモンストレーションからスタート。品数は２品と少な目ですが、ひとつひとつの工程を丁寧に説明してくださるし、ときにシェフのフランスでの仕事のお話とかも聞かせてもらえ、２時間があっという間でした。


　デモンストレーションの後はレストランに移ってランチタイム。やはりレストランですのでしっかりとしたサービスでシェフから習った料理をいただきます。
　ちゃんとアペリティフからあります。胃の調子が万全ではなかったのでアルコールはパスし、ブノワオリジナルのノンアルコールのカクテルをグジェールと一緒に。このカクテル、トニックウォーターとフルーツジュースベースだそうですがすごく美味しくて！シャンパンがいただけなかったのは残念でしたが、でもこれで十分です♪


　習った料理１品目は「Saladier Lyonnais」、リヨン風サラダ。シェフがリヨンで一番最初に食べて衝撃を受けた料理だとか。熱々のドレッシング（みたいなのを）をサラダにジュッとかけるホットサラダという感じでしょうか。生野菜のサラダがあまり好きでないので、こうしてさっと火を通した状態のサラダはいいですね♪具材を変えるとかなりバリエーションが増えそうですしね。


　２品目は「Coq au vin」。フレンチの定番料理、鶏の赤ワイン煮。レシピの材料を見て材料構成のシンプルさに驚きつつ、デモをみて納得。ひとつひとつの工程を丁寧に行い、素材の味をじっくりと引き出しながら煮込んでいくので、十分旨みの出たソースと柔らかい鶏ちゃんにありつけました。○○○とか○○○○○○とか入れなくても十分美味しく出来るのね～と。どっしりだけど、くどくなりすぎていないのがまたいいわ～。
　こちらは早速実家で、作ってみたのですが、意外にも両親に大好評。ご飯のおかずにもなりうるフレンチでした。実は鶏でも手に入りやすい部位に変えたり、材料の一部をすぐに手配しやすいものに変えてやってみたのですが、十分美味しくて♪

　シェフの料理は、手に入りにくい材料をほとんど使っていないのに仕上がった料理はどちらもフランスのエスプリが効いた正統派のフレンチ。なんですがひとつひとつの工程を丁寧にやっているからパンチはあっても重過ぎないのですよね～。レクチャーを受けていても感動しきりでした。


　デザートはパティシエがメニューにあわせて作ってくださったもの。前回こちらのデザートが驚愕的に美味しかったので楽しみで＾＾。
　サブレ・ビスキュイ・ムース・ガナッシュ・・・とチョコレートを使ったパーツを積み重ね、フランボワーズ（ラズベリー）をデコ、そしてチョコのプレートで仕上げ、最後にフランボワーズのクーリー（ソース）をかけていただく・・・という、コテコテのフランス菓子。今時ここまでがっつりチョコパーツでくるのも珍しいですが、やはりブノワのケーキは違いました。こんなに大きくて、しかもチョコだから食べキレない・・・と思っても完食できてしまう魔法がこのお菓子にはあります。

　その後も食後のドリンクと共にプチフールもサービス。ハーブティーをいただきながらフルール・ド・オランジュのギモーブとサブレをいただきました。

　体調が万全でなかったのは残念だったのですが、すごく美味しくて勉強にもなって。次回の予約を入れたかったのですが、満席状態なのでキャンセル待ちをお願いして帰ってきました。日程の増設を検討中だというのでそれに期待しつつ。ちなみにデザートメインの講座もあるのですが、２回とも日程が合わず断念。いつかこっちの講座にも行けますようにっ。

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　アトリエ・ドゥ・シュークルでは現在以下の１１月レッスンの申込受付をおこなっています。
Cake（洋梨のタルト）→コチラ
Dish（オニオングラタンスープメインのランチ）→コチラ
※Dish Classの受付は２日締め切りです。５日中に受講料の入金が出来る方でお願いします。
※なるべく最新状況を更新していますが万が一満席の場合はご容赦くださいませ。