以前ほど新しいお菓子屋さんを巡らなくなってきた私。実のところ知り合いの同業の間でもそういう方が増えているのよね・・・。なんとなく新しいところを巡るよりもココっというところを通い詰める楽しさを知ったからなのかもしれません。

　今東京で何度も通いたいお菓子屋さんを挙げて・・・と言われたら迷わずここっと言うのが自由が丘のパリ・セヴェイユ。金子シェフのお菓子はプチ・ブトンの頃から好きで、最近さらに好き度がＵＰしているのです。

　本当のお目当ては違うお菓子だったのですが、行く時間が合わなくて２つとも断念。来週取り置きしてピックアップしに行こうかしら・・・。

　とりまず選んだのが「マルティニック」。シナモン風味のマカロン・コックにラムレーズンとバナナが入ったクレーム・ムスリーヌ（バタークリームカスタード版）を挟んである、パリセにしてはシンプルなフォルムのお菓子。

　シンプルなお菓子だけど、奥の深いお菓子。しっかりと食べた～という満足感を与えられるのが素晴らしいです♪


　せっかくだからもう１コ食べたいな・・・と思って選んだのが焼きたてのタルト・ペカン。シュクレ生地にピーカンナッツとメープルシロップを使ったフィリングがたくさん詰まったタルト。こういうナッツ系のタルトが大好き。これもとっても美味しかったですが、もう少し時間を置いて食べたほうが味が馴染んでさらに美味しかったかもしれません。




　２つめを何にしようかウロウロしていたときに焼きあがってきたクイーニー・アマン。お店にも取り置きの電話を受けていたし、焼きあがる数の多さにきっと人気なんだな・・・と。お店の方も「出すとすぐになくなる商品なんです」という言葉に持ち帰り決定（爆）

　しーーーーーっかりと焼き込まれたデニッシュ生地。しっかりとした甘さとキャラメリゼを感じた後、食べ終わる頃に塩気が効いて来て。そうそう後から塩気が効いてくるから美味しいのよね、塩スイーツってというのを再認識＾＾。先に塩気がきくコは邪道よ～（爆）

　お目当てのコが食べれなかったのは残念だったけど、でも今回も美味しいお菓子と、ユ○マットから独立してからぐーんとよくなったサービスの丁寧さに、雨で肌寒い日行ったかいがあったわ＾＾と思った私です。